自由民主党 | 参議院議員
今井絵理子
Hear the voices.
ひとりの声から変わる未来があります。
その声を、わたしが次へと繋げていきます。

政策

実績

国会史上初 手話による質疑
手話は一つの言語。しかし、手話の歴史は決して平坦なものではありませんでした。ろう学校では手話の使用が禁じられていた時代もありました。多くのろう者の働きかけにより、さまざまな自治体で手話言語条例が施行されるなど、手話の普及と理解の促進が行われる時代となりました。民主主義の根幹でもある国会審議を、ろう者の方達にも届けたい。届けなければならない。そんな思いで、国会史上初の手話による質疑を行わせていただきました。与野党の隔たりなく、すべての議員のご理解をいただき実現したことです。この手話による質疑を経て、令和4年より参議院では本会議における主要演説には手話通訳が配置されるようになりました。少しずつではありますが、着実にその歩みは進んでいます。
難聴児支援予算の拡充
聴覚の障がいは、早期発見と早期療育がとても大切となります。早期発見にとても有効なのが新生児聴覚スクリーニング検査です。これまで任意かつ自己負担で行われることが多かったため全ての新生児が検査を受けられたわけではありませんでした。難聴児支援の予算は令和2年度より前年度比12倍の6億円が措置され、現在では原則としてすべての新生児に検査を行う方針が示されました。
特別支援学校用の教科用図書の改訂
約30年にわたり改訂されることがなかった特別支援学校で使われる教科書。時代錯誤した題材で教育を受けていることはもちろん、それが長年放置されてきたことも大きな問題でした。初めて文教科学委員会で指摘したのが平成30年。ようやく改訂作業をスタートさせることができました。誰一人取り残さない社会の実現のためにも、これまで光があたらなかった分野に光をあてていきます。
医療的ケア児支援法
愛する我が子のケアのために24時間365日、身を削って介助してきた多くのお母さんたち。普通の学校に通わせるために仕事を諦めるなど、精神的にも経済的にも大きな負担がありました。学校への看護師の配置や相談窓口の設置など、医療的ケア児への支援を拡充させる法律を議員立法により成立いたしました。
特別支援学校の教員育成
ろう学校の先生はみんな手話を使えるものだと思っていました。しかし、必ずしもそうではありません。現在、特別支援学校の教壇に立つ先生が専門の免許状を保有している割合は86.5%。免許がなくても教壇に立つことができる特例の廃止も視野に、免許状の保有率の向上と専門的スキルを備えた教員の育成を目指します。
電話リレーサービス法
病院の予約や110・119などの緊急通報、クレジットカードの紛失時など、様々な場面で電話を使用する機会があります。しかし、聴覚障がいのある方にとってそれは困難なことでした。電話リレーサービス法の成立により公共インフラとして、手話通訳や文字通訳を通じて電話を利用できるようになりました。
沖縄こどもの貧困対策予算の拡充
沖縄県の第10回県民意識調査によると、県が重点的に取り組むべき課題として、最多数の県民が「子どもの貧困問題」をあげました。国としても平成28年度から約90億円の予算を措置して対策をとっています。すべての子どもが輝く未来を生きるためにも、課題が解決するまで国も全面的に支援を行なってまいります。
DV相談+(プラス)の開設
コロナ禍で女性の自殺者、DVや性暴力・性犯罪の相談件数が急増しました。悩める女性が、いつでも相談できる体制の整備が急務でした。政務官拝命時にはSNSでの相談や24時間対応のメール相談ができるDV相談プラスを開設しました。また、性犯罪・性暴力の対策を強化する政府の方針の下、刑事法の改正を見据えた議論を推進してきました。
障がいがあるなど支援を要する方の災害対策
東日本大震災では多くの障がいのある方が、避難情報が適切に届かず逃げ遅れたことが大きな要因のひとつでした。その死亡率は健常者の約2倍です。二度とそのようなことがないように、適切な情報提供と避難誘導ができるようワーキングチームを作り議論を進めてきました。
読書バリアフリー法
読書をする権利はすべての人にあります。しかし、視覚障がいや肢体不自由のために読書が困難な方がいます。デイジー図書やオーディオブックなど音声によって様々な書籍を読むことができるよう、環境整備を進める読書バリアフリー法を議員立法により成立することができました。
遠隔手話サービスの拡充
コロナ禍では病院等へ通訳者の同行が困難となったため、スマホやタブレットを用いて手話通訳を行う遠隔手話サービスについて10億円規模の拡充を実現しました。

プロフィール

今井絵理子

今井絵理子(いまいえりこ)

参議院議員(全国比例区)現在2期目
自由民主党 文部科学部会 部会長代理
女性局 局長代理
障害児者問題調査会事務局次長
沖縄振興調査会事務局次長


難聴対策議員連盟幹事
国際母子栄養改善議員連盟事務局長
障害児者の情報コミュニケーション推進に関する
議員連盟事務局長代理
格闘技振興議員連盟事務局長代理

その他
元 内閣府大臣政務官

1983年
9月22日沖縄県那覇市に生まれる。
1996年
SPEEDのメンバーとしてデビュー。
2000年
SPEED解散後、ソロとして活動開始。
2004年
長男を出産。
2008年
息子の聴覚障がいを24時間テレビで公表。「障がいは個性、不便だけど不幸ではない」と手話で伝えた。その後、NHK「みんなの手話」の司会を歴任し、全国各地の特別支援学校や福祉施設、児童養護施設など約10年にわたりボランティア活動を行う。
2016年
第24回参議院選挙に自由民主党公認で全国比例区より立候補し初当選
(31万9359票)
2019年
内閣府大臣政務官
2020年
参議院国会対策委員副委員長、
自由民主党 女性局 局長代理
2021年
自由民主党 内閣第一部会 部会長代理
2022年
第26回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で全国比例区より立候補し、再選
現在2期目
参議院文部科学委員会理事
自由民主党 文部科学部会 部会長代理
10月 自由民主党東京都参議院比例区第九十六支部 支部長
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